暮らしの面影や北前船の貴重な資料を残す歴史資料館「北前船主の館 右近家」、
高台にあり、越前海岸を一望できる「旧右近家住宅 西洋館」、
2015年7月に国の重要文化財に認定された「北前船主 中村家」、
中村家の船頭もつとめた「中村家の分家」、海側の長屋門が特徴の「北前船主 刀禰家」周辺は整備され、
右近家11代当主夫妻の新居だった屋敷は「観光案内所どっときたまえ」に生まれ変わり、2015年10月にオープンしました。

北前船主の館 右近家

北前船主の館 右近家

右近家の始まりは延宝8年(1680年)江戸時代前期に、
菩提寺である金相寺から土地、屋敷、そして小さな船を2艘譲り受け独立し、
右近権左衛門家となりました。
北前船の商いは常に危険との隣り合わせで商品の価格変動による損益や、
海難に見舞われることもありましたが、まさに荒波にもまれながら、
9代目権左衛門の時代には大きな北前船を11艘所有し、
利益は1200両にも昇りました。
10代目権左衛門の時代には、17艘の北前船で積石数は
18,000石を超え、大船団となります。
右近家の敷地内には、集落道をはさんで山側に本宅と3棟の内蔵、
海側に4棟の外蔵が建っています。本宅は明治34年に改築されました。
2階建て、越前瓦が葺かれた切妻造りの屋根で、
棟先に「右近」の文字の入った丸瓦が置かれています。
内部はケヤキやヒノキを用いた太い柱、アメリカのマツ、蝋色漆塗りの床框など
繁栄を感じさせる豪勢な造りになっています。

北前船主の館 右近家 ご利用案内

【開館時間】9:00〜16:00
【休館日】毎週水曜日 、年末・年始(12月29日〜1月3日)
【観覧料】大人(一般・大学・高校) 500円/団体の場合 450円
     小人(小・中学校)300円/団体の場合 270円
※団体は20人以上

北前船主の館 右近家

旧右近家住宅 西洋館

越前海岸から広がる日本海と集落を見渡せる絶景の高台にある西洋館は
右近家の別荘として昭和10年に建てられ、国の登録有形文化財にされています。
外観は洋風、屋根は茶色のスペイン瓦が葺かれ、
1階の外観はスパニッシュ様式、2階部分はスイスのシャレー風、
室内にはイギリスのイングルヌックと呼ばれる暖炉を備えたホールが設えられるなど、 和と洋が入り交じった大変めずらしい造り。
天候条件がよければ、2階のベランダから丹後半島までの眺望を楽しめます。

旧右近家住宅 西洋館

旧右近家住宅 西洋館