冬の味覚の王様「越前がに」。日本海の荒波をくぐりぬけ育つので、ぎっしりと詰まった身ととろけるようなコクのあるかにみそを持っています。漁場から短時間で水揚げされるため、鮮度は抜群です。この鮮度と黄色いタグが「越前がに」のおいしさの証です。
河野地区では、梅の栽培も盛んに行われています。気候は冬でも比較的温暖で、梅が生育しやすい環境になっており、県内では2位の生産地となっています。種が小さく、ふっくらとした果肉が自慢の河野梅。
天然の風味豊かな梅干や、さわやかな酸味が清々しい河野梅100%の梅ワインなど。 青梅の風味がさっぱりとした梅ジュースは、運動の後やお風呂上りに最適です。
河野では、明治時代から一本釣りが盛んでした。当時は冷蔵庫や運搬手段がなかったので、各家庭で糠漬けにして保存したのが「へしこ」の始まりです。魚を伝統の製法で糠漬けにした郷土料理で、その名のとおり肉厚で脂ののった鯖を新鮮なうちに塩漬けし、さらに米ぬかを使用して長期間漬け込み熟成させます。
塩漬けの汁の量や、糠と一緒に入れるものは、それぞれの家庭や地域で違ってきます。へしこは熟成すればするほど、また、鯖に脂があればあるほど辛くなります。へしこに含まれるアミノ酸は栄養価が高く、血圧抑制・血液のさらさら効果・糖尿病の症状改善などに効果があるといわれています。2007年には農林水産省主催の「農山漁村の郷土料理百選」に選定され、その知名度はますます高まり人気を集めています。
はすは観賞するだけでなく花からレンコンまで食用や漢方薬になり、花はすの葉、実などを使った特産品など様々なものがつくられています。代表的な「はす茶」「はすうどん」は、花はすの葉を使用した特産品です。
「はすワイン」「はすの実粥」などは、花はすの実を使用した特産品です。花はすの風味豊かなお菓子などいろいろなお土産品を揃えています。
長さ1メートルにもなる自然薯(じねんじょ)は美容と健康にもいい最高の栄養山菜。福井県で最初に栽培を始めた南条地区の自然薯は、毎年11月に福井県自然薯まつりが開かれ、品評会では県内の生産者が自慢の自然薯を出品。重さや形、糖度などを審査し、もっとも優れた自然薯の生産者に知事賞が贈られます。
石臼で挽いた純正のそば粉と土の香りがいっぱいの天然山いもを合わせ、湧き水で打つ本格的なそば打ちが定評の今庄そば。平皿に盛り、つゆをかけ、大根おろしや花かつお、ねぎをたっぷりのせて食べる冷たい「今庄おろしそば」は全国でも有名です。
初雪が降る11月頃からつくり始めるつるし柿。「一つ食えば一里、三つ食えば三里歩く」と峠を越える旅人の間で重宝されていました。渋柿の長良柿を収穫し、皮を剥いて「いろり」のうえで、薪を焚きながら乾燥します。あめ色のようになったつるし柿は、独特の舌ざわりとまろやかな甘さとなり絶品です。
「水と米がうまいところに日本酒が育つ」良質の酒米、豊富な水で知られる今庄地区は酒造りが盛んで、江戸時代には13もの酒蔵が軒を連ねていました。
現在は4軒の酒造り屋で風土と杜氏の技に裏打ちされたおいしい酒が醸造されています。
(国道365号:福井県南条郡南越前町脇本17-42-1 0778-47-8365)
新鮮で美味しい農産物を中心に野菜・果樹・花・米・惣菜・特産品など、四季折々の品を販売しています。 うまいもんコーナーでは自然薯そば・はすうどんを食べることが出来ます。
(国道8号:福井県南条郡南越前町大谷 0778-48-2880)
海抜210mの高台にあり、日本海、敦賀半島を一望できます。晴天時には丹後半島を望めることもあります。 ほっと一息。休憩や軽食などございます。 物産販売やおみやげなども販売しています。
http://www.michi-eki-kouno.com/taiken/index.htm