特務艦関東遭難慰霊碑公園

普段は波静かで穏やかな表情を見せる河野の海。しかしそのむかし、この平穏な海を猛烈な嵐が襲いました。一寸先もわからぬほどの激しい風雪と荒れ狂う怒涛の中で、懸命に人命救助にあたった人たちがいました。大正13年12月12日、舞鶴港へ向かう特務艦「関東」が激しい吹雪に見舞われ、糠沖合いの岩礁に乗り上げ座礁・破船しました。乗組員は荒波にもまれ、瀕死の重傷で岸にたどり着きました。冬の時期、糠では多くの男性が酒造りの杜氏として出稼ぎに出ており、救助活動や炊き出し作業は老人や女性が中心でした。彼女たちは極寒の猛吹雪の中で、凍えて仮死状態になっている将兵たちの体を自らの肌身を持って温め、果敢に救助活動を行いました。体が冷え切った将兵たちは、彼女たちの抱擁に息を吹き返したといいます。しかし、懸命な救助活動にもかかわらず、この事故で97名が犠牲になりました。彼女たちの献身的な活動は「人肌救助」と呼ばれ、多くの人々の感動を呼び、広く称賛されました。この出来事を後世に語り伝えるため、遭難地そばの慰霊碑公園にレリーフを設置し、当時の緊迫した状況を今に伝えています。

カテゴリ
歴史

その他の情報

住所

福井県南条郡南越前町糠

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